筋肉の量は1年でどのくらい増やせることができるかはいろんな議論がありますが、
僕は1kg増えれば成功だと思っています。
これはプロのトレーナーの山本ケイイチさんの著書「仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか」でも、
1年間しっかりとトレーニングをして食事管理ができたひとでも1年間に1kgだと書かれています。
仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)
これはあながち間違いではないと思います。
その証拠に僕が2015年3月から7月までの減量期に測定したINBODYという機械で測定した結果を見てください。
*数年前の記録ですが参考になると思います。
僕はこの5ヶ月間週4~5日のトレーニングはかかさず、食事管理も徹底してきました。
減量期といえど筋肉量の変化ってそれほど変わらないのがわかると思います。
これが増量期だとしても5kgも10kgもふえるはずがないことがわかります。
それを証明するために今手元にある過去の測定結果も載せておきます。
いかがでしょう。
体脂肪率のデータが残っていなくて申し訳ないのですが、減量期や増量期を経ても、なかなか筋肉量が増えていないことがわかります。
体重だけが大きく変化しています。
もちろん僕のトレーニング内容や食事の管理が悪いという原因もあるでしょう。
ですがフィットネスインスタラクターの経験もありますし、少なくとも初心者ではないと思っています。
これらのデータから筋肉はそんなに増えないことがお分かりいただけると思います。
ちなみに筋トレの後に測定すれば筋肉量は増えますので、できるだけ条件を同じにするようにデータはすべて筋トレ前に測定しています。
筋肉量が増えなくても肉体改造はできる
このデータを見てから僕は筋肉量はあまり意識しなくなりました。
なぜなら筋肉量=見た目の大きさにはつながらないと学んだからです。
下記の写真を見てください。
筋肉量はほとんど変わらないのに、見た目は大きく見せることに成功しています。
違う写真も載せておきます。
筋肉量は2015/3/31時点で34.9kg、2015/7/16時点で35.4kgとたった0.5kgしか増えていないのにこの変化率です。
数字では筋肉量がそれほど増えなくても筋肥大したように見えると思いませんか?
これはあくまで僕の経験からの仮説ですので、厳密なことは研究者ではないのでわかりませんが、私が測定しているINBODYの精度が高ければ1年間で増える筋肉量はそれほど多くないといえます。
まだまだ大会に出るようなレベルではないですが、引き続き測定していきますので、数値とカラダがどのように変化するか引き続き報告していきたいと思います。
以上、1年間で筋肉量ってどれだけ増えるの?!データとカラダの変化で見てみようについてでした。