今日、胸トレの日でしたが、昨日の夜からのどが痛くてどうも風邪っぽいのでトレーニングを休みました。
よい機会だと思い、風邪の日に筋肉トレーニングしてもよいのか記事にしたいと思います。
Contents
筋トレしてたら免疫力が高まるんじゃないの?
筋肉トレーニングをしていたら風邪をひきにくいと周囲に思われているかもしてません。
実はハードなトレーニングをしている人ほど、風邪をひきやすい傾向にあります。
なぜなら筋トレ直後は免疫力が低下するからです。
よくサッカー選手などのアスリートの方が風邪をひいたというニュースが流れますが、あれは厳しいトレーニングをしているからなんですね。
風邪をひくと医者に安静にしろと言われるのは免疫力が低下して悪化させないという理由もあります。
風邪をひいたときの筋トレは逆効果
風邪をひいた状態での筋肉トレーニングはカタボリックといって筋肉の異化作用を起こして、逆に筋肉を収縮させてしまいます。
具体的にいうと、風邪をひくとカラダは体温を維持することを一番に活動するので、筋肉を同化させるエネルギーまで残っていないんですね。
このような状態で筋肉トレーニングで筋破壊をしても、同化する働きが低下していますので、そのまま筋肉に栄養がいかず細くなるというカラクリです。
風邪をひいたら無理せず休もう
せっかくトレーニングができる時間ができたのに風邪をひいてしまって、多少熱があっても無理して筋トレされる方がおられます。
これは確実に風邪を悪化させます。
僕も経験があって、微熱がでて平気だろうということでジムにいったのですが、しんどくなって途中で帰りました。
それならまだしも、その夜40度まで熱が出て夜中に日赤病院にいくハメになり、
医者に「ひどい風邪ですね」といわれてしまいました。。。
風邪をひくと、トレーニングしても中途半端にしか追い込めませんので質の良いトレーニングができません。
トレーニングを休みたくない気持ちは痛いほどわかりますが、栄養補給して回復することに専念しましょう。
どうしても筋トレしたいとき
できるだけカラダに負担のかからないようなメニューしましょう。
このようなときは3~8回が限度の高重量で1~3セット程度におさえ、筋力アップを目的としたトレーニングがよいと思います。
セット数が多いようなトレーニングをしてしまうと、カラダは体温を維持することにエネルギーを使っているので回復が遅れ、僕みたいに風邪が悪化してしまいます。
追い込むようなことはせず、短時間でサッときりあげて、カラダを休ませることに専念しましょう。
できればエネルギー消費の多い脚のトレーニングはやめたほうがいいと思います。
風邪のときに摂りたい栄養素
ビタミンA
免疫力である白血球の働きを高めてくれる
ビタミンB群
低下した体力の回復をサポート
ビタミンC
ウィルス予防+免疫力UP
グルタミン
免疫力を高めてくれる
必須アミノ酸
風邪のウイルスと戦ってくれて免疫細胞を活性化してくれる
プロテイン
消化に良いので風邪をひいて胃腸が弱っているときの栄養補給になる
日ごろ摂取しているビタミン剤やBCAA、プロテインは風邪のときにも活躍してくれるありがたい存在です。
まとめ
風邪をひくということは「あまり無理をするな」というカラダのサインです。
無理をせずゆっくり休んで、筋肉と関節を休めましょう。
肉体改造の道はまだまだ長いですからあせらずいきましょう^^