株式投資

【ラクスの株価を分析】配当利回り・PER・PBR・配当性向・事業の将来性で投資判断

投稿日:

ラクス(3923)は主にクラウド事業で利益を上げている企業です。

ケイ
主力商品は「楽楽精算」

このページではラクスの配当利回り・PER・PBR・配当性向・自己資本比率・事業の将来性など分析していきたいと思います。

ケイ
これから投資しようか迷っている方の参考になれば幸いです。あくまでも投資は自己責任でお願いします。

ラクスの過去2年の株価の推移

ラクスの株価の推移です。

2700円をウロチョロ。

ケイ
注目されていることもあり、やや割高感がありますね

ラクスの配当利回り・配当性向・PER・PBR・ROE・ROA・自己資本比率

配当利回り(総合利回り):0.25%

配当利回り(%)=配当(円)÷株価(円)×100

配当利回りとは、購入した株価に対し、1年間でどれだけの配当を受けることができるかを示す数値です。

総合利回りとは「配当金+株主優待」を計算し、投資額に対するリターンがどのくらいあるかの割合です。

ケイ
ラクスの1株当たりの配当金は6.4円です。

8期連続の増配を予定しています。

株主優待はありません。

配当性向:約19.6%

配当性向は約19.6%。

配当性向(%)=1株当たりの配当額÷1株当たりの当期純利益×100

配当性向(EPS)とは利益を株の総数で割ることで1株あたりの利益を算出したものです。

ケイ
利益のうちどのくらいを配当に回しているかこの指標でわかります。

100%を超えると利益が出ていないにもかかわらず配当を出しているということになります。

PER:107.11

PER=株価 ÷ 一株あたり利益(=EPS)

PERは、株価が1株当たりの利益の何倍になっているのかを表したもので、数字が大きければ割高、数字が小さければ割安です。

ケイ
PERは日本企業の平均が15倍弱で低いほど割安とされています。

補足 企業の成長フェーズによってPERの水準は異なる

創業間もないスタートアップの企業は成長率が高くても、事業の拡大のための投資や宣伝費を多く使うため、純利益は低めになる傾向があります。

そのためマザーズ市場などの新興市場には純利益の額が小さく、PERの高い企業が多いです。

ケイ
100倍を超える企業はザラです

一方で、企業が衰退フェーズに入った局面では、利益が減っていくことになるのでPERはさらに低くなります。

このように、企業がどのフェーズにあるのかを考えてPERを見ることが大切です。

ケイ
利益が伸びる局面なのか、減っている局面なのかをきちんと見極めましょう。

PBR:27.46

PBR(倍) = 株価 ÷ 1株あたり純資産(BPS)

PBR(株価純資産倍率)は、1株あたりの純資産に対して、何倍の株価で株が買われているかを表しています。

ケイ
PBRは2倍以下を目安に健全だとされています。

PBRを見れば、会社の資産に対して株価が高いか安いかを判断できます。

ROE:24.5%

ROE(%) = 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100

ROEは利益を株主資本で割った数字で、株主のお金でいかに効率的に利益を上げているかを示す指標で10%以上が優良とされています。

ROA:16.6%

ROA(%) = 当期純利益 ÷ 総資産 × 100

ROAは総資産に対してどれだけの利益が生み出されたのかを示す指標です。

ケイ
ROAを見れば、企業が総資産をいかにうまく使って利益を生み出しているかが分かります。

ROAが高いほど、効率的に利益を生み出せている会社であると言えますが、借金まみれということもあるので「ROAが高いから問題がない」とは限りません。

補足 ROEとROAの違い

意味
ROE 自己資本比率 株主から預かったお金でどれだけ利益を出しているか
ROA 総資本利益率 すべての資産でどれだけ利益を出しているか(借金も含む)

自己資本比率:74.8%

自己資本÷総資本(自己資本+他人資本)

自己資本比率とは、返済不要の自己資本が全体の資本調達の何%あるかを示す数値です。

自己資本比率が高いほど経営は安定し、倒産しにくい会社となります。

自己資本比率は会社経営の安定性を表す数値であり、高いほどよいとされています。

競合他社と比較

*横にスクロールできます。

配当利回り 配当性向 PER PBR ROE ROA 自己資本比率
3923
ラクス
0.25% 約19.6% 107.11 27.46 24.5% 16.6% 74.8%
4776
サイボウズ
0.77% 約53.6% 87.43 17.46 19.8% 8.9% 44.1%
2492
インフォマート
0.45% 約52.6% 108.59 16.16 15.7% 12.8% 86.8%
3994
マネーフォワード
0% 約0% 0.00 8.41 -22.6% -9.4% 60.7%

時価総額を比較

ラクス:1139億円
サイボウズ:620億円
インフォマート:2140億円
マネーフォワード:849億円

ラクスの売上高・営業利益・経常利益・純利益の推移

業績から稼ぐ力(営業利益率)を見ていきます。

*営業利益率=営業利益÷売上高×100

一般的には7%、10%あれば優良企業と判断できます。

14.3 約14.9

15.3 約13.0%

16.3 約19.2%

17.3 約19.8%

18.3 約19.4%

19.3 約16.8%

20.3予 約16.0%

21.3予 約18.9%

過去5年の株価と営業利益率の相関関係も見ましょう。

ラクスの財務・キャッシュフロー2019

ラクスの財務状況

総資産:61億4200万円

自己資本:45億9400万円

自己資本比率:74.8%

資本金:378億円

利益余剰金:39億1000万円

有利子負債:0円

ラクスのキャッシュフロー

キャッシュフロー計算書は、企業のお金の流れがわかる財務表で、いま健全に経営ができているか判断できます。

・営業キャッシュフロー

・投資キャッシュフロー

・財務キャッシュフロー

と3つの指標があります。

()内は前年度。

営業キャッシュフロー 1120百万円

営業キャッシュフローとは本業の利益です。この項目がプラスということは本業が順調だと判断できます。

マイナスだと本業が苦しいということになります。

投資キャッシュフロー ー463百万円

投資キャッシュフローですが、主に固定資産の取得や売却した金額です。

固定資産が増えれば投資キャッシュフローはマイナス、固定資産が減れば投資キャッシュフローはプラスになる関係です。

固定資産を取得すると会社の資金が出ていき、投資キャッシュフローはマイナスの値となりますが、所持していた固定資産を売却すると現金が入り、投資キャッシュフローはプラスの値となります。

優良企業は積極的に投資をしていくのでマイナスになることが多い項目です。

財務キャッシュフロー ー141百万円

営業活動や投資活動のために資金が調達または返済された額です。

借金を返済したり自社株買いをするとマイナスになります。

反対に、借金をしたり社債などで資金調達するとプラスになります。

現金等 2236百万円

現金等(現金同等物)とは、「現金」と「換金性の高い資産」を合わせたものをいいます。

換金性の高い資産とは、3ヶ月以内に現金に変えることができる資産であり、価値がほとんど変動しない資産です。

ケイ
例えば、「金」や「銀行預金」がそれにあたります。

実際に企業が金庫に現金を持っているケースは少なく、現金のほとんどは預金資産で、「現金等=現金」と考えて問題ありません。

ただし、「3ヶ月以内に現金に変えることができる資産」という条件があることから、6ヶ月の定期預金」は現金同等物に含めることができません。

一見手持ちの現金が少ないように見えて、実は6ヶ月以上の長期定期預金にかなりの現金を預けていた。ということもあるのです。

補足 フリーキャッシュフロー 657百万円

フリーキャッシュフローとは会社が自由に使えるキャッシュのことで、キャッシュフロー計算書では大切な項目です。

営業キャッシュフローと投資キャッシュフローを足して計算します。

1120-463=657百万円

ラクスの直近の決算

2019/8/13に2020年3月期第1四半期の連結業績を発表。

売上高は25億9000万円(前年同期比+30.4%)

営業利益は5億0900万円(同+9.7%)

経常利益は5億0900万円(同+9.6%)

となりました。

ラクスの第1四半期の事業別業績

ラクスの事業は大きく分けて

・クラウド事業

・IT人材事業

とあります。

主にクラウド事業の利益が大きいことが表からわかります。

クラウド事業

クラウド事業は、積極的な成長投資の効果により、主要なクラウドサービスの新規受注が好調に推移したことから、売上高は1,990,928千円(前年同四半期比31.6%増)となりました。

クラウド事業の売上高を見てみましょう。

クラウド事業の主力サービスは「楽楽精算」。

楽楽精算とは、交通費をはじめとした経費精算ワークフローを合理化し、申請者や経理担当の負担を軽減することによって、企業のコスト削減や生産性向上を実現する、クラウド型経費精算システムです。

導入社数も4677社。

ケイ
月額3万円からとリーズナブルなので、うちの会社も導入しようかと検討しています。

IT人材事業

IT人材事業は、顧客企業側での慢性的なITエンジニア不足を背景に、稼働人員数が増加したことから、売上高は6億1万6000円(前年同四半期比26.6%増)となりました。

利益面では、増収効果により、セグメント利益は7537万8000円(前年同四半期比18.9%増)と大幅な増益となりました。

まとめ

今後も「楽楽精算」を主力に売上、利益を伸ばし行くと予想しています。

株価は個人的にはいまはやや割高と思っており、投資のチャンスを狙っています。

参考になれば幸いです。

あなたと私の資産が増えますように☆

-株式投資

Copyright© Kの資産運用ブログ , 2019 All Rights Reserved.