チームスピリット(4937)は、勤怠管理・工数管理・経費精算などを一括で管理できるクラウド上のシステムサービスの「TeamSpirit」が主力商品です。
このページではチームスピリットの配当利回り・PER・PBR・配当性向・自己資本比率・事業の将来性など分析していきたいと思います。

チームスピリットの過去2年の株価の推移
チームスピリットの株価の推移です。
1630円をウロチョロ。
チームスピリットの配当利回り・配当性向・PER・PBR・ROE・ROA・自己資本比率
配当利回り:ーーー
配当性向:ーーー
PER:123.15
PBR:26.75
ROE:17.6%
ROA:5.1%
自己資本比率:48.1%
競合他社と比較
*横にスクロールできます。
配当利回り | 配当性向 | PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 | |
4937 チームスピリット |
--- | --- | 123.15 | 26.75 | 17.6% | 5.1% | 48.1% |
3923 ラクス |
0.25% | 約19.6% | 107.11 | 27.46 | 24.5% | 16.6% | 74.8% |
4776 サイボウズ |
0.77% | 約53.6% | 87.43 | 17.46 | 19.8% | 8.9% | 44.1% |
3994 マネーフォワード |
0% | 約0% | 0.00 | 8.41 | -22.6% | -9.4% | 60.7% |
時価総額と今期のPSR
チームスピリット:時価総額413億円 PSR約21.7倍
ラクス:時価総額1139億円 PSR約13倍
サイボウズ:時価総額620億円 PSR約4.7倍
マネーフォワード:時価総額849億円 PSR約11.6倍
チームスピリットの売上高・営業利益・経常利益・純利益の推移
業績から稼ぐ力(営業利益率)を見ていきます。
*営業利益率=営業利益÷売上高×100
一般的には7%、10%あれば優良企業と判断できます。
16.8 約-25.4%
17.8 約-13.2%
18.8 約5.6%
19.8 約13.2%
20.8予 約15.5%
チームスピリットの財務・キャッシュフロー2019
チームスピリットの財務状況
総資産:20億0400万円
自己資本:9億6300万円
自己資本比率:48.1%
資本金:763億円
利益余剰金:-5億5200万円
有利子負債:1億1000万円
チームスピリットのキャッシュフロー
キャッシュフロー計算書は、企業のお金の流れがわかる財務表で、いま健全に経営ができているか判断できます。
・営業キャッシュフロー:2億9200万円
・投資キャッシュフロー:-3700万円
・財務キャッシュフロー:4億6400万円
・現金等:14億8600万円
・フリーキャッシュフロー:2億9200万円-3700万円=2億5500万円
チームスピリットの第3四半期の事業別業績
チームスピリットの事業は主に「TeamSpirit」の
・ライセンス売上(利用料と捉えてOK)
・プロフェッショナルサービス(導入を支援する付加的なサービス)
の売り上げが占めています。
「TeamSpirit」とは、勤怠管理・工数管理・経費精算などを一括で管理できるクラウド上のシステムサービスです。

売上と利益を見てみましょう。第3四半期は前年度に比べて、
売上+46.6%
売上総利益+48.45
営業利益+103.7%
経常利益+105.9%
と大幅にUPしています。
チームスピリットはbtob サブスクリプションビジネスで、月額課金で利益を得ています。
ソフトウェアを所有せず、常に進化するところがポイントで、いかに継続して利用してもらうかが大切になってきます。
約1200社が導入
現在1174社が導入しており、リカーリングアベニュー(解約の申し出がない限り毎年継続される売上)も84.7%と高い数字をたたき出しています。(今後はどうなるかわからないが)
契約ライセンスが500人を超える企業が増えていることがグラフから読み取れます。
今後は海外進出し100億円企業を目指す
今後は、「5年後に売上100億円、契約ライセンス数100万」を目指しています。
まとめ
業績は順調ですが、個人的には他社が参入できないような独自のサービスなのかが気になっています。
毎月課金してくれると利益は出ますが、他に優れたサービスが出ると、容易に解約するケースも考えられます。
参考になれば幸いです。
あなたと私の資産が増えますように☆

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